ランプ製造工程に応用可能性のある光技術

 まずレーザーによるガラス切断です。レーザーについての説明はまた後にするとして、以下のリンクを参照して下さい。リンク先の技術はガラス板の切断技術です。

レーザースクライビング

ex-press.jp

「ガラス箔の三次元成形」

http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=0CB0QFjAAahUKEwi9wJKvm8jGAhXJnJQKHZvaD98&url=http%3A%2F%2Fwww.amada-f.or.jp%2Fr_report%2Fkkr%2F26%2FAF-2010204.pdf&ei=ulmbVb37GMm50gSbtb_4DQ&usg=AFQjCNHTIv_KRT0le1LFXPQ4WtGlVyONZg

 

光によるガラスの切断・加工は板状のものに限られているようです。

 

 次はガラスのひずみ計です。加工したガラスはひずみなく均等な形をしていなければなりません。ガラスにかかるひずみは光技術を使って可視化することが出来ます。ひずみを視るには偏光の性質を用います。例えばガラス板が縦方向に応力がかかっている(ひずんでいる)としましょう。応力がかかっている部分は、その方向に屈折率が変わります。これは、ガラスを形成している分子の粗密が変わるからです。光をひずんでいるガラス板に通すと、ひずんでいる方向に対応する偏光の挙動がそうでない場所のそれと変わります。それを観察して、ひずみをみるのです。実際の図はリンク先で見ることが出来ます。

 

カメラ付き偏光歪計

加わる力(歪み)を観察する

製品情報 | 折原製作所 - 光学測定機・理化学試験機 製造販売

 

まとめていうなら、現時点でランプ製造工程に応用できる光技術は限られます。ひずみ計は偏光版で作れるので、高性能なものを求めなければ自作できます。あとは大量生産向けの自動生産設備が考えられますが、ランプ製造ならではものではないでしょう。

 

参考

 

「従来のガラス管成型」

http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=0CB0QFjAAahUKEwjUleuVm8jGAhXHJ5QKHctnBBU&url=http%3A%2F%2Fwww.newglass.jp%2Fmag%2FTITL%2Fmaghtml%2F49-pdf%2F%2B49-p015.pdf&ei=hVmbVZS_FMfP0ATLz5GoAQ&usg=AFQjCNH8Kqp_qgweEOJvuteDFNeawJwyjA